輸出・内需不振…「MERSなくても成長率0%台だった」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.24 09:50
「一時的な景気後退ではなく、構造的な低成長の罠に陥った」。
5四半期連続0%台の経済成長率に対する経済専門家の声だ。最近の景気低迷は中東呼吸器症候群(MERS)や干ばつなど一時的な要因のためではないということだ。「MERSと干ばつがなくても前期比0%台の成長率に終わっただろう」という評価が出ている。
成長の2本の軸である輸出と内需がともに“故障”した。ところが突破口を開くべき政府は国会に足を取られている。理念に閉じこもる政界は民生に背を向けたまま政争に没頭している。来年の総選挙まで1年も残っていない。総選挙の次は大統領選挙が待っている。このままいけば2%台の低成長が固着化するという懸念の声が強まっている。