【社説】日本・中国の海外高速鉄道受注…韓国は見物だけしているのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.23 10:46
日本が総工事費18兆ウォンに達するインドのムンバイ~アーメダバード区間500キロの高速鉄道を事実上受注したというのが韓国経済新聞の報道だ。5月には事業費14兆3000億ウォンのタイのチェンマイ~バンコク670キロ区間も受注した。世界の高速鉄道輸出1位である中国もタイのノンカイ~バンコク~ラヨーン区間867キロの高速鉄道工事を10月に始める。日本と中国がアジア高速鉄道市場で角逐戦を行っているところだ。
問題は、世界で4番目に高速列車を自主開発した韓国は当分こうした受注戦を見物だけしなければならない状態だという事実だ。世界各国が希望する動力分散式の高速鉄道を一歩遅れて開発し、それまで商用化の実績を全く積み重ねられず受注戦に参加できないためだ。電車ごとにエンジンを搭載する動力分散式は輸送効率性が高く、すでに世界市場の76%以上を占めている。韓国は一番前と一番後ろの列車にだけ動力源を搭載する動力集中式を導入した後、これまで輸出用だった動力分散式は冷遇したままこの方式だけに固執した。