韓国IT人材、3年後に1万人不足…海外人材誘致政策は空回り(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.21 15:33
海外から情報技術(IT)人材を誘致するための競争が激しくなっているが、韓国国内ではこれといった対応策がない。政府は経済革新3カ年計画の核心課題として海外優秀人材の誘致に取り組んでいるが、インセンティブが少なく実効性がないという指摘が出ている。こうした現象が続けば、国内ソフトウェア(SW)などIT業界が深刻な人材不足を迎えるという懸念が強まっている。
職業能力開発院によると、ソフトウェア専門人材の需要は2013年の43万8900人から年平均3.9%ずつ増え、2018年には53万500人になると予想される。従来の雇用人員を除いた新規需要は2014-18年累積基準で14万8640人だ。一方、供給は14万4200人で、4400人ほど不足する見込みだ。特に修士・博士級の人材は新規需要(5万7010人)に比べ、供給(4万5870人)が1万人以上不足すると予測されている。