【取材日記】いつのまにか船舶引き揚げ技術まで「チャイナパワー」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.17 10:02
「中国企業2社が続けて1・2位になった状況を果たして信頼できるのでしょうか」
「低い入札価格が決定的な変数になったのではないですか」
15日、海洋水産部の記者室にはセウォル号引き揚げの優先交渉対象企業に選ばれた中国の上海サルベージ(Shanghai Salvage)に対する質問が多く出た。ネットユーザーの反応も似ていた。コメントの中には「セウォル号引き揚げまで最低落札制で中国製を使わなければならないのか」という皮肉の言葉もあった。セウォル号家族協議会の法廷代理人パク・ジュミン弁護士でさえ「中国企業がほかのコンソーシアムに比べて本当に技術が優れているのか心配になる」と述べた。しかし今回の評価は、技術点数が90点で引き揚げ価格は10点だけ反映された。技術力がなければ最初から名刺さえ差し出すことはできない構造だった。