国情院、12年総選挙前にハッキングプログラム輸入か=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.14 10:05
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韓民求(ハン・ミング)国防部長官(左)が13日、国会補正予算案審査のための国防委員会全体会議に出席し、カン・ビョンジュ電力資源管理室長と答弁の準備をしている。韓長官は軍機関の盗聴・傍受機器購入疑惑を尋ねる議員の質問に「国防部隷下部隊はこうしたプログラムを購入したり使用したりしたことはない」と述べた。
「国家情報院(国情院)盗聴・傍受疑惑」がまた政治争点化している。国情院が「5163部隊」という偽装名称で、コンピューターのほかスマートフォン・カカオトークまで盗聴・傍受できるハッキングプログラムを購入したという疑惑が浮上したからだ。
発端は秘密文書暴露専門ウェブサイト「ウィキリークス」。世界各国にインターネット監視プログラムを販売してきたイタリアの会社「ハッキングチーム」の内部秘密資料がハッキングで流出した後、ウィキリークスによって公開された。流出した秘密資料には監視プログラムを購入した数十の国・機関の目録が列挙されている。この目録にはコード名「SKA(South Korea Army)」と顧客名「5163 Army Division」が登場する。5163部隊が国情院の対外用偽装名称という疑惑が提起されている。