【取材日記】韓国デザイナーの「大企業コピー」との戦争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.14 09:14
最近、韓国内のファッション界ではいくつかの地元カバンブランドが話題だ。海外ブランドに堂々と対抗し、それなりの領域を切り開きつつあるからだ。10日付の中央日報のレジャー・スタイルセクション「week&」はこれらのうちの4ブランドを紹介した。
成功をおさめつつあるこの4つの地元ブランドにはいくつか共通点がある。「韓国の若いデザイナー作品」「ブログや小さな小売店で販売を始めた」「価格が10万~20万ウォン台」「大企業・デパートからラブコールを受けている」などだ。斬新なアイデアに手頃な価格で一歩一歩成長している韓国デザイナーのストーリーは興味深いものだった。まさにこうしたものが朴槿恵(パク・クネ)政権の叫ぶ「創造経済」ではないかと思った。「贅沢」ではなく「価値」のためにカバンを購入する消費者が増えているという事実も驚くべき発見だ。