朴大統領、国家情報院を非公式に訪問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.13 11:06
朴槿恵(パク・クネ)大統領が先月30日、ソウル内谷洞(ネゴクドン)の国家情報院を非公式に訪問していたと政府高位関係者が伝えた。
この関係者は12日、「朴大統領は国家情報院の開院記念日(6月10日)に訪問する予定だったが、中東呼吸器症候群(MERS)事態により延期し、6月30日に訪れた」としながら「国家元首の情報機関訪問は非公開で行うのが慣例」と述べた。朴大統領は、当時、李炳浩(イ・ビョンホ)国家情報院長から業務報告を受けた後、隙のない安保態勢を確立してほしいと指示したという。
特に、朴大統領は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制の「恐怖政治」により体制の不安定性が大きくなっている点を指摘した後、「北朝鮮の状況をよく注視していてほしい」と述べた。偶然にも国家情報院を訪問した日は青瓦台で全軍の主要指揮官の昼食会があった。朴大統領は昼食会を終えた後、国家情報院を訪れた。