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モンゴルに広がる「ビール韓流」…Cassが高級ビール1位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.10 14:40
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モンゴル・ウランバートルのマートで消費者が韓国のビールを選んでいる。
モンゴルの首都ウランバートル郊外のナライフ地域では、大型マート「オルギルマート」の輸入ビール販売台にOBビールの「Cass」と「Cassレッド」が並んでいる。「Cassレッド」500ミリリットル缶製品の価格は1800トゥグルグ、約1026ウォン(約110円)だ。現地の物価水準を考えると、2本の価格で1回の食事ができる。モンゴル現地ビールよりも20-30%ほど高いが、消費者はCassを買い物かごに入れた。

Cassをモンゴルに供給する食品輸入会社Cassタウンのインフバト・ダムバダルチャ社長は「Cassはモンゴルのビール市場草創期から消費者に馴染みがあるブランド」とし「ロシア産の低価格ビールを除いて最も人気がある輸入ビール」と説明した。

 
OBビールは昨年、モンゴルで500ミリリットル缶製品を基準に約1000万本販売した。市場シェアは4.12%だが、1500-2300トゥグルグのプレミアムビール市場では約40%のシェアでトップだ。現地化に積極的に取り組んだのがCassが早期に定着するのに寄与したと、会社側は説明した。OBビールはウオッカやウイスキーなどアルコール度数が高い酒を飲むモンゴル人の特性に合わせて6.9度のCassレッドを主力ブランドとして前面に出した。Cassレッドは国内ではあまり販売されていないブランドだが、モンゴルでは一般のCassよりよく売れている。冬に氷点下30-40度に落ちるモンゴルの気候環境でビールが凍らない流通技法を導入した点も販売に大きく寄与した。

OBビールは社会貢献活動でブランド価値を高めるのに注力している。自らを韓国名で「キム・ドフン」と呼んでほしいというフレデリコ・フレイレOBビール社長は「モンゴルの砂漠化を防ぐためにエルデンソム地域に『Cass希望の森』を作り、モンゴル代表テコンドーチームを後援するなど社会貢献活動を通じてモンゴル人に近付いている」と述べた。ブラジル出身のフレイレ社長は韓国内でスキンシップを深めるために「キム・ドフン」という名前を付けた。

OBビールは社会貢献活動を通じたブランドイメージ向上戦略をモンゴル以外の国にも広めることを考慮している。Cassをアジアトップ10ブランドに育成するための戦略の一環だ。OBビールはODM(相手先ブランドによる設計・生産)方式で日本と香港にもビールを輸出している。香港ではCassの代わりに「ブルーガール」という現地ブランドで販売されている。フレイレ社長は「社会貢献活動がすぐにシェア拡大につながるわけではないが、長期的な視点でアプローチする」と述べた。

モンゴルの市場状況はOBビールに友好的でない。セングロやボリゴなど現地ビールが価格競争力を前に出してシェアを急速に高めている。モンゴル政府が輸入ビールに特別消費税と追加関税を課したうえ、為替レート事情も良くない。フレイレ社長は「現地市場状況に対応できる戦略を準備している」とし「今年はCassレモンを発売し、新しいパッケージを用意してモンゴル消費者をアピールしたい」と述べた。

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