韓国外交部長官「大統領訪米の時、北朝鮮問題の重要な合意なされるようだ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.10 09:12
尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は9日、日本の近代産業施設の世界遺産登録決定後に解釈論議が起きている朝鮮人強の制労働認定の可否について「ユネスコ世界遺産委員会の決定の正本は英文本」と釘を刺した。尹長官はこの日ソウル韓国プレスセンターで開かれた寛勲(クァンフン)クラブ招待討論会で「採択された決定文は、国際社会に対する約束なので誠実に順守しなければならない責任がある」として「日本政府が履行していくのを見守る必要がある」と話した。
韓日両国の合意により日本側の交渉代表は5日、強制労働に関して世界遺産委会議で「朝鮮人の意思に反して(against their will)」「強制的に労役させられた(forced to work)」という表現を使った。その後、日本の外務省は日本語で「強制」や「労役」という表現を使わず、強制徴用の事実を否認して不良交渉論議が起きている。
先月、延期になった韓米首脳会談について尹長官は「近いうちに開かれる」としながら「朴大統領の訪米を機に北朝鮮問題に関する重要な合意がなされるのではないかと思う」と答えた。