怖い10代、荒っぽい50・60代…他年齢よりも犯罪多く=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.07 13:47
#場面1.今年4月中旬、夜に大邱市新川洞(テグシ・シンチョンドン)の通りを歩いていた70代の女性パクさんに、少年A(18)とB(16)が近づいてきた。彼らはパクさんの前に立ちはだかり無差別暴行した後、現金38万ウォン入りのハンドバッグを奪って逃げた。Aらは1カ月後に警察に捕まり、数回の車上荒らしの容疑も追加で出てきて少年院に収監された。
#場面2.今年2月、京畿道華城市南陽洞(キョンギド・ファソンシ・ナミャンドン)のある戸建て住宅でチョンさん(75)が財産問題で対立していた実兄(86)と兄嫁のペク氏(84)を猟銃で一気に殺害した。チョン氏は申告を受けて出動したイ・ガンソク南陽派出所長(43)までも猟銃で殺害した後、自ら命を絶った。不敵な10代と怖い高齢者が増えている。韓国刑事政策研究院が過去10年間(2004~2013年)の犯罪統計を調査した結果だ。10代の犯罪者数(刑事犯罪基準)は2004年の5万1298人から10年後の2013年には9万38人と75.5%増加した。50代の犯罪者数は8万9935人から21万1948人に、60代以上は3万1679人から7万6105人に全て2倍以上増えた。一方で20~40代の犯罪者数は減少傾向を見せた。10年前に比べ20代は6.7%、30代は15.3%減少し、40代は6%と小幅増加した。