<韓日世界遺産葛藤>「forced to work」解釈をめぐり韓日間で隔たり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.07 09:30
日本近代産業施設の世界文化遺産登録当時の朝鮮人強制労働表現をめぐり、韓日間で解釈の違いが表れている。
韓国外交部は、日本側が言及した「意思に反して(against their will)」と「働かされた(forced to work)」を通じて、日本が1940年代の強制労働を初めて認めたと5日、明らかにした。佐藤地ユネスコ日本代表部大使が明らかにしたこの内容は、登録決定文の注釈に「世界遺産委員会が注目する」という形で反映された。
一方、岸田文雄外相はこの日、「強制労働を意味するものではない」と述べた。実際、日本政府の1次翻訳にも「強制」や「労役」の表現は入らなかった。「意思に反して連れてこられ、厳しい環境の下で働かされた」と述べた。韓国政府はこれに対し「いちいちコメントする必要はない」とし「英文を見ることを願う」と一蹴した。