「韓国で見るようにMERSは世界保健安保の主要脅威要因」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.07.06 13:21
彼らはまた、18カ月間のエボラ拡散によりMERSを含むさまざまな地球的な感染病の脅威は完全に遮られたと皮肉った。新たな感染病であれ再登場した感染病であれ複数の感染病を同時に監視するにはいまの地球的監視システムが不適切だということを示す事例ということだ。
彼らは韓国での状況から見るように、MERS監視システムを強化する必要があると強調した。個人、特に医療機関従事者がMERS患者と接触しているという事実を認知し、速やかに診断を受け、初期に隔離することが重要ということだ。病院ではインデックス患者(感染拡散の原因と過程を見せる患者)が到着すれば旅行経路を基にMERS感染の危険があるのかを分析し、すぐにウイルスを検査できる施設を備えなければならないと助言した。