百済歴史遺跡地区の世界遺産登録が決定
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.07.05 11:59
百済歴史遺跡地区が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録される。文化財庁は4日、「先月28日からドイツのボンで開かれている第39回ユネスコ世界遺産委員会の4日午前の審査でこのように決定された」と明らかにした。
昨年韓国が世界遺産への登録を申請した百済歴史遺跡地区は、忠清南道公州(チュンチョンナムド・コンジュ)の公山城(コンサンソン)と松山里(ソンサンリ)古墳群、忠清南道扶余(チュンチョンナムド・プヨ)の官北里(クァンボクリ)遺跡と扶蘇(プソ)山城、陵山里(ヌンサンリ)古墳群、定林寺(チョンリムサ)跡、扶余羅城(ナソン)、全羅北道益山(チョンラブクド・イクサン)の王宮里(ワングンリ)遺跡と弥勒寺(ミルクサ)跡など3地域8カ所に達する。これにより2000年に登録された慶州(キョンジュ)歴史遺跡地区と、2004年に登録された北朝鮮の高句麗古墳群に続き、古代3国の首都圏文化がすべて世界遺産になった。