<MERS>「大衆はバカではない…信じるに値する情報与えるのが政府のすべき事」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 16:59
「私たちはアウトブレイク(病気の発生・大流行)を統制することに大きな成功を収めた。アウトブレイクの統制には、力学や実験分析ぐらいのコミュニケーションが重要だということを改めて知った」。
2004年9月シンガポールで開かれた世界保健機関(WHO)会議で李鍾郁(イ・ジョンウク)事務総長(2006年他界)はこのように話した。重症急性呼吸器症候群(新型肺炎:SARS)を機に感染病危機コミュニケーションに関するガイドラインを作る場だった。李事務総長の発言は感染病コミュニケーション研究者の中で手本に挙げられる。