<成完鍾リスト波紋>検事13人投入して…拘束ゼロ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 11:27
京南企業関連疑惑特別捜査チーム(チーム長、文武一大田地検長)は2日、洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事と李完九(イ・ワング)前首相を政治資金法違反容疑で在宅起訴した。
成完鍾(ソン・ワンジョン)元京南企業会長のメモで金品授受疑惑が浮上した8人のうち、公訴時効が過ぎた金淇春(キム・ギチュン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長に対しては「公訴権なし」、残り5人(許泰烈・洪文鐘・劉正福・徐秉洙・李丙ギ)に対しては「嫌疑なし」という結論を出した。4月12日の捜査チーム構成後82日間に検事13人が投入されたが、拘束された人はパク・ジュンホ元京南企業常務(49)ら成元会長の側近2人だけだった。
文武一(ムン・ムイル)チーム長は中間捜査結果発表で、「6人に対しては容疑を裏付ける証拠がない」と述べた。洪知事は2011年6月、ユン・スンモ元京南企業副社長(52)を通じて成元会長の1億ウォン(約1100万円)を受けた容疑で、ユン元副社長とともに起訴された。李前首相は忠清南道扶余(プヨ)-青陽(チョンヤン)国会議員再・補欠選に出馬した2013年4月、成元会長から約3000万ウォンを受けた容疑を受けている。