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【中央時評】ギリシャ、神話はない=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 10:20
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ギリシャ神話の頂点はトロイ戦争の話だ。ギリシャ連合軍のアキレス・オデュッセウスのような勇士がトロイと10年間戦って勝った戦争だ。最後にあの有名なトロイの木馬で敵をあざむき城を陥落させる。

21世紀のギリシャには奇跡が起こらないままだ。「トロイカ」〔国際通貨基金(IMF)・欧州中央銀行(ECB)・欧州連合(EU)〕と呼ばれる債権団と難しい戦いをしている。満40歳のチプラス首相は今年1月、急進左派連合を率いて執権しながら債権団との再協議を約束した。交渉の最先鋒長としてゲームの理論を専攻した学者出身のバルファキス財務相を前面に出した。

 
しかしトロイカは頑強だ。ドイツの「鉄の女性」メルケル首相が率いるEUは、ギリシャに否定的な国内世論を背に、これ以上の譲歩はないとの立場だ。大規模な金融支援をしたが危機を解決できないIMFも、ラガルド総裁が来年の再選を控えて一層断固たる立場を選んでいる。

ギリシャは債権団が提示した年金と公務員賃金の削減、税金引上げ案を受け入れずに追加の金融支援と借金償還の延期を要求したが交渉に失敗した。結局、先月27日にチプラス首相が債権団の緊縮案に対して賛否を問う国民投票を7月5日に実施すると宣言した。その後は混乱の連続だ。銀行預金の引き出しが制限され、資本統制措置が始まった。先月30日には満期になった15億ユーロ(約1兆9000億ウォン)の借金を返すことができずに71年のIMFの歴史で初めて先進国がIMF借金を返せなかった事態が発生した。

2つの車が向かい合って走ってくる「チキンゲーム」では、衝突すれば双方いずれも死ぬかもしれないが横にそれれば臆病者となる。体面を失わないようにするならば、衝突を押し切って走って怖がらせ、相手が避けるようにしなければならない。しかし正面衝突で一緒に死のうというようなギリシャの瀬戸際戦術が、うまく受け入れられなくなっている。

欧州諸国はギリシャが不渡りを出しても欧州全体に及ぼす影響が最小化されるようにファイアウォールを積み重ねてきたために、ある程度の自信がある。事実ギリシャはEU全体総生産の1.3%に過ぎず、金融市場の大混乱さえ避ければ欧州経済が大きな傷を負わないかもしれない。


【中央時評】ギリシャ、神話はない=韓国(2)

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