ギリシャ問題も…韓国・米国・日本は株価上昇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 09:15
ギリシャのデフォルト(債務不履行)から2日目の2日、韓国で株価は大きく値上がりした。KOSPI(韓国総合株価指数)は2100台に乗り、KOSDAQは760を超え、7年8カ月ぶりの高値となった。この日、KOSPIは前日比0.45%上昇した2107.33で取引を終えた。外国人の買い(996億ウォン買い越し)を受け、一時は2110線を突破した。ストップ高は12銘柄にのぼったが、ストップ安はなかった。前日もKOSPIはギリシャのデフォルト懸念にもかかわらずに1.14%上昇した。KOSDAQも同じだ。この日、KOSDAQは前日比1.05%高の768.67で引け、今年の最高値となった。時価総額も209兆ウォン(約23兆円)と、過去最高を更新した。KOSDAQでもストップ高は5銘柄あったが、ストップ安はゼロだった。
この日、アジア株式市場も中国を除いて一斉に値上がりした。日本(0.95%)をはじめ、シンガポール(0.42%)、香港(0.12%)、豪州(1.49%)など主要国の株式市場が上昇した。ただ、最近の急激な上昇で調整の動きを見せている中国(上海総合、-3.48%)株式市場は下落した。これに先立ち欧米株式市場も大幅に値上がりした。1日(現地時間)のニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比138.40ドル(0.78%)高の1万7757.91ドルで終了した。英FTSE100指数は1.34%上昇し、ドイツ(DAX30、2.15%)、フランス(CAC40、1.94%)なども一斉に上がった。