<MERS>4日ぶりに再び…サムスンソウル病院看護師1人確診
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.02 10:48
4日ぶりに中東呼吸器症候群(MERS)の確診者が新たに確認された。中央MERS対策本部はサムスンソウル病院看護師Aさん(24)がMERS確診判定を受けたと1日、明らかにした。Aさんは先月5日、MERS確診者に接触して11~19日に自宅隔離に入った。その後復帰して23日からMERS確診者が入院する病棟で勤務していた。病院側は「Aさんが23、25日の2日間、確診者を直接看護したがこの時に感染したものと思われる」と説明した。Aさんは確診者の世話をする医療スタッフに対する検査の途中で感染が分かった。1次検査で陰性判定を受けたが、疾病管理本部がその後施行した2次検査で確診判定が出た。38度以上の熱と軽度のせきの症状を示していることが分かった。
MERSとの戦いが最終段階に入り、ソウル牙山(アサン)病院・セブランス病院など20カ所に派遣されていた医療スタッフ27人が江東慶熙(カンドンキョンヒ)大病院に集結した。同病院からMERS確診者が出たことで透析患者73人が病院内で隔離措置されたため、彼らを支援しようと自発的に集まった。確診患者と接触した透析患者があまりにも多く、江東慶熙大病院の医療スタッフだけでは対応が難しいと判断し、外部スタッフが誰彼となく支援に回っている。そのため彼らは「MERS連合軍と呼ばれている。