与党院内代表側「朴大統領の一言で退くのは前近代的」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.30 11:32
セヌリ党の劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表は29日午後、鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長、李鍾杰(イ・ジョンゴル)新政治民主連合院内代表と会合を持った。党の緊急最高委員会議が終わった後だった。会合後、劉院内代表は「追加補正予算案は(来月)7日中に処理するのが容易ではない。ワンポイント国会をしてでも処理する」と話した。今後の国会日程を説明した劉院内代表の姿は、普段と違うところがなかった。
この日午前、平沢(ピョンテク)で開かれた党最高委員会議でも劉院内代表は「MERS(中東呼吸器症候群)によって困難に見舞われた平沢の経済を生かすために、今回の追加補正予算案と来年の予算に(支援金を)積極的に反映することを真剣に検討する」と話した。7月以降の日程にまで言及している。「辞任不可」を前提とした発言だ。
劉院内代表は、自身に対する自主的辞任の要求が出てきた午後の緊急最高委でも「考えてみる」とだけ述べた。「最高委は私の去就を決める所ではない」という言葉も述べたという。側近は「事実上の正面突破の意志を見せたこと」と伝えた。前日、金武星(キム・ムソン)代表との電話で「親朴系が辞任要求するからといって辞められない」と話したことと同じ脈絡だ。