AIIB署名…年間7300億ドル市場の道が開かれる=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.30 10:31
中国が主導する初の国際金融機構「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)協定文署名式が29日、北京で開かれた。年間7300億ドル規模のアジアインフラ市場に対する投資競争が本格化したことを知らせる信号だ。中国の習近平国家主席はこの日午前、北京人民大会堂で署名式を主宰し、AIIBのスタートを宣言した。参加国は韓国をはじめとする域内(アジア・オセアニア)37カ国、域外20カ国を合わせた計57カ国。AIIBはこの日の署名式を受け、年内に10加盟国以上(出資比率50%以上)の国会批准手続きを終えた後、今年末または来年初めの公式的に発足する予定だ。
韓国は出資比率3.81%で、参加国全体のうち中国(30.34%)、インド(8.52%)、ロシア(6.66%)、ドイツ(4.57%)に次いで5番目に多い。これまで韓国が加盟した国際金融機構のうち最も高い順位だ。全体資本金982億ドルのうち37億4000万ドル(4兆2000億ウォン)を負担する。このうち韓国の実際の納入資本金は20%の7億5000万ドル(8421億ウォン)で、今後5年間に分割納付する予定だ。残りの80%(29億9000万ドル)は、今後AIIBの要求がある場合に追加納入する。