青瓦台「韓日関係、氷は溶けず」…首脳会談の楽観論を警戒
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.24 15:33
修交50周年祝賀パーティーを盛大に行った韓国と日本が、再び戦略争いに突入した。両国首脳が互いに向けて未来志向的なメッセージを投げかけたが、過去の問題では依然として認識の差を見せたためだ。韓国政府は韓日関係が突然和解の雰囲気に流れることを警戒するためスピード調節に出た。
閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官は23日、春秋館の記者会見で「過去の歴史の重い荷物を下ろせるようにしていくことが重要だ」と明らかにした朴槿恵(パク・クネ)大統領の前日の祝辞について「『荷物を下ろすべきだ』と『下ろすことができるようにしていくべきだ』という表現の間には微妙な差がある」と指摘した。一部メディアで「過去の歴史の荷物を下ろそう」と報道したことを訂正したのだ。彼は「(過去の歴史を)無条件に下ろそうというのではなく、本来の意味が間違って伝えられる恐れがある」として「両国関係の進展のためには、まだ中途半端な部分があると理解した」と説明した。