<MERS>サムスン社長団「恥ずかしくみじめ…病院の大々的な革新必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.18 10:36
17日午前、サムスン電子の瑞草(ソチョ)社屋で開かれたサムスングループ主要社長団会議の雰囲気はいつになく重かった。崔志成(チェ・ジソン)サムスン未来戦略室長(副会長)をはじめとする主な系列会社の最高経営責任者(CEO)たちは、サムスンソウル病院が中東呼吸器症候群(MERS)拡散の震源地になったことについて反省と憂慮を表した。「頭を上げられないほど恥ずかしくてみじめな気持ちだ」「深く反省して国民の前で恐縮することこの上ない」「まずグループとして深く反省しなければならない」といった意見が飛び交った。
サムスングループ側は「病院の危機対応システムに対する大々的な革新が必要だという意見が多かった」として「グループができることは最大限支援しようとの意見を集約した」と伝えた。サムスンがグループレベルでMERS事態についての立場を明らかにしたのは今回が初めてだ。サムスン社長団が意見を集約して立場を表明したのも、2008年の「サムスン特検」事件当時に李健熙(イ・ゴンヒ)会長が辞任してから7年ぶりのことでもある。