韓国、失業率除き成長率など全指標「悪化」…景気回復動向は最下位(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.17 11:54
経済成長率、輸出入増加率など韓国のほとんどのマクロ経済指標は2008年のグローバル金融危機前の水準を回復するどころか、かえって後退したと調査された。米国・日本・ドイツなどのマクロ経済指標が金融危機前の水準へといち早く回復傾向を見せているのとは対照的だ。韓国のマクロ経済指標の回復傾向は、主要8カ国の中で最下位だった。韓国経済研究院が金融危機直前の2006年と2007年、金融危機後の2013年と2014年を比較分析した結果だ。
◆韓国は失業率だけ現状維持
韓国経済研究院は16日「主要国の景気回復比較」という報告書で2008年グローバル金融危機を基準とした世界の主要8カ国のマクロ指標の変化を分析した。マクロ経済の状況を最もよく示す8つの指標を選定した後、2006年と2007年の前年対比増加率(上昇率)の平均と2013年と2014年の前年対比増加率の平均をそれぞれ比較した。8つの指標は経済成長率(国内総生産増加率)と民間消費・失業率・投資(総固定資産形成)・輸出・輸入・株価指数・住宅価格などだ。