韓日の国会議員、9年ぶりに“サッカー”外交を再開
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.06.14 11:34
韓国と日本の国会議員が13日午後、ソウルのワールドカップスタジアムで“サッカー韓日戦”を繰り広げた。韓日議員間で親善サッカー大会が開かれたのは韓日関係悪化で大会が中断された2006年から9年ぶりとなる。
この日の親善サッカー大会には与党セヌリ党の鄭柄国(チョン・ビョングク)、金栄宇(キム・ヨンウ)、チョ海珍(チョ・ヘジン)議員と、新政治民主連合の姜ギ正(カン・ギジョン)、崔宰誠(チェ・ジェソン)議員ら与野党の議員20人余りが韓国代表として出場した。セヌリ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員と新政治連合の金玄(キム・ヒョン)議員も女性議員としてスタジアムを走り回った。日本側からは自民党の衛藤征士郎議院副議長ら与野党議員21人が参加した。
国家代表ユニフォームを着て試合に臨んだ双方の議員は韓日戦らしく激しい勝負を展開した。試合は8対4で韓国の勝利に終わった。3ゴールを決めたチョ海珍議員が最優秀選手に選ばれた。国会議員サッカー連盟会長を務める鄭柄国議員は、「9年ぶりに再開された試合だけに、行き詰まり冷え込んだ韓日関係が変化する契機になるよう望む。日本の議員もやはり今回の大会に相当な意味を与えている」と話した。鄭会長は「日本の衛藤会長がきょうの試合後の夕食で爆弾酒を混ぜてみようと話した。いまは虚心坦壊に話し、韓日関係を改善していかなければならない時になったという意味と受け止めた」と強調した。