<MERS>サムスン病院暫定閉鎖…緊急手術以外の診療中断
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.06.14 10:39
サムスンソウル病院は13日、新規患者診療と入院を中断し、手術も救急患者だけに限定することにした。事実上病院を部分的に閉鎖するということだ。病院側はこの日午後11時10分ごろに報道資料を出してこうした内容を発表した。中東呼吸器症候群(MERS)陽性判定を受けた救急室担当者が、症状が現れた後も10日間にわたり勤務を継続したことが明らかになったためだ。MERS官民合同TFはこの日病院側に格別の対策を求め、病院側は部分閉鎖を決めた。
保健当局によると、この担当者はスーパー・スプレッダーとされる14人目の患者が応急室に入院した先月27~30日に接触した可能性が大きい。だが、密接接触者に分類されることはなく、2日から10日まで10日近くにわたり患者を搬送する業務を通常通りに行っていた。保健当局と病院ともこうした事実を見逃し密接接触者管理で不備があったことを改めて示した。