非常経営体制に入った現代車…研究開発費除き経費30%減らす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.09 09:22
現代自動車グループが経常経費30%縮小など事実上の非常経営体制に入った。最近の内外での販売不振にともなう危機対応策だ。現代・起亜自動車が経常経費を年間30%も減らすことにしたのは2000年代に入り初めて。現代自動車グループ関係者は8日、「グループ最高経営陣がそれだけ最近の状況を深刻に見ているため」と説明した。
現代自動車は今年に入り先月末まで327万4931台を販売した。これは前年同期の338万5534台より3.2%減った数値だ。これに対しメルセデスベンツなどのブランドを持つダイムラーは第1四半期販売台数が13.4%増え、BMWは8.2%の販売増を記録した。現代自動車グループがライバルと考えるフォルクスワーゲンもやはり販売台数が1.9%増えた。こうした事情から昨年第1四半期に8.95%だった現代自動車の営業利益率は今年第1四半期には7.58%と1.37ポイント下がった。