韓国造船、不安な世界1位…受注増でも本格的反騰「険しい道」予告(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.05 11:46
◆韓国造船業、危険な1位
パク副社長の診断のように韓国の造船業界の状況は難しい。英国造船・海運分析機関クラークソンが分析した資料を見ると今年1~5月の全世界の船舶発注量は989万9782CGT(標準換算トン数・建造難易度などを考慮した船舶の重さ)だ。昨年同期の発注量(2343万8845CGT)の半分にも至らない。
韓国企業の受注量も昨年の577万9695CGTから今年は433万2061CGTへと約25%減った。特に今年に入ってから海洋プラントの受注実績は一度もない。国際石油価格が急落しながら大手石油会社が発注を先送りしているためだ。現代重工業・サムスン重工業・大宇(デウ)造船海洋など「ビッグ3」が事業構造を海洋プラント中心に再編するやいなや海洋プラント発注が途切れた上にすでに受注した事業では一部損失が発生している。