<韓中FTA>習主席「中韓通商関係が飛躍」 朴大統領「歴史的な里程標」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.02 09:04
韓国と中国が自由貿易協定(FTA)に正式署名した。2012年5月に交渉を開始して以来3年ぶりだ。尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官と中国の高虎城商務相は1日、ソウルグランドハイアットホテルでFTA協定文に署名した。昨年11月の韓中FTA実質妥結宣言、今年2月の仮署名に続く、交渉の最後の手続きだ。英語の文言だけを調整した仮署名とは違い、今回は3つの言語の協定書(英語・韓国語・中国語)にすべて署名した。
両国首脳はこれに合わせて親書を交換した。FTAに対する期待感がどれほど大きいかが分かる。中国の習近平国家主席は親書で、「両国間の通商関係の新たな飛躍にとどまらず、東アジアとアジア太平洋地域の経済統合と世界経済の発展に大きく貢献するだろう」と明らかにした。朴槿恵(パク・クネ)大統領も「両国の戦略的協力パートナー関係をさらに深める歴史的な里程標になるだろう」と強調した。