MERS感染疑いの女性が死亡=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.02 08:16
中東呼吸器症候群(MERS)感染が疑われる患者が急性呼吸困難の症状で死亡した。保健福祉部は1日午後6時ごろ、京畿道の病院に隔離されていた58歳の女性患者が死亡したと明らかにした。福祉部によると、この女性はMERSの最初の感染者(68)が先月15-17日に入院した京畿道B病院の同じ病棟で入院していた。
患者が死亡した病院の関係者は「先月25日、大きな病院に移る途中に状態が悪化し、我々の病院に来た」とし「来た時から血圧測定や自発呼吸ができず、人工呼吸器・血液透析治療を受けた」と述べた。また「先月31日に福祉部がB病院の入院患者を追跡した際、最初の患者との接触が確認され、集中治療室から隔離病室に移した」と説明した。福祉部の関係者は「死亡者にはほかの疾患があったため、検体分析の結果が出てこそ正確な死亡原因が分かる」と述べた。