ブラッター会長「非難した人を忘れない」…欧州、FIFAから分離も?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.01 10:23
「許すが、忘れはしない」。5度目の当選に成功したゼップ・ブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長の30日(現地時間)の第一声だ。17年間にわたり「世界のサッカー大統領」として君臨したブラッター会長は前日、FIFA総会でその地位を守った。1次投票で133票を獲得した。当選基準の139票(3分の2)に達しなかったが、2次投票での当選(105票)は十分だった。73票の挑戦者アル・フセイン・ヨルダン王子は結局、辞退した。米国・スイス司法当局がFIFAの幹部7人を腐敗容疑で逮捕した後、ブラッター会長が動揺するとみて、アリ王子側は「最大100票も可能だ」と期待を表した。しかしブラッター会長の17年の牙城は崩れなかった。
ブラッター会長はその後、スイスメディアのインタビューで胸の中に抑えてきた言葉を発した。「プラティニ欧州サッカー連盟(UEFA)会長を含め、私を非難した人たちを許すものの、忘れはしないだろう」と述べた。