「クルーズ産業にはカジノ必須」「韓国人の賭博広がる憂慮」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.26 16:32
クルーズ産業育成のために、内国人(韓国人)の船上カジノの出入りを許容するか否かが熱い論議の的に浮び上がった。今年中に韓国のナショナルフラッグキャリア(以下、フラッグキャリア)のクルーズ船をデビューさせる計画を推進している海洋水産部は、許容すべきだという立場だ。外国のクルーズ船カジノには内国人の出入りを許容しながら、フラッグキャリア船だけに禁止するのは逆差別だという主張だ。しかしカジノ許容権限を握る文化体育観光部は消極的だ。賭博文化の拡散を憂慮しているからだ。国内唯一の内国人カジノである江原(カンウォン)ランドや周辺の廃鉱地域も強く反発している。
船上カジノの許容を先頭に立って推進しているのは兪奇濬(ユ・ギジュン)海水部長官だ。兪長官は7日、クルーズ産業活性化対策を発表して「内国人も船上カジノを利用する案を検討する」と明らかにした。21日のメディアインタビューでは「近い将来(内国人の船上カジノ協議のために)金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官に会うことにした。地方自治体や利害団体とも十分に協議して推進する」と話した。