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【時視各角】ローンスター、いまは放っておこう=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.21 11:28
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2カ月余り前から私は「ローンスターの亡霊」と時々会った。K長官、C長官、金融当局と金融圏の核心幹部K、また別のK…。いまワシントンでローンスター仲裁裁判の証人として出席中の人たちと一緒だった。ローンスターは韓国政府を相手に5兆ウォンを超える損害賠償を請求した。「どうなるだろうか」と尋ねるとみんな首を横に振った。見通しは明るくないという意味だ。100%勝つ道はないように見える。1%だけ負けても大きな傷を負うのは韓国政府だ。

1カ月ほど前のある会合。C長官がため息の末に言った一言が心を打った。「いまは放っておかなくてはならない。ローンスターではなく、大韓民国のために」。

 
振り返ってみれば本当に根深い悪縁だった。ローンスターは2003年に外換銀行を買収した。後になって違法だ、特恵だとあらゆる詭言が乱舞したが、当時はだれも外換銀行に見向きもしなかった。これは真実だ。いまは故人となった当時の金正泰(キム・ジョンテ)国民銀行頭取は私席で、「金融当局が外換銀行買収を強要する。不良を背負わせようとするものだ。そうなっては国民銀行も一緒につぶれる」として憤慨した。ハイニックス半導体と大宇建設、2社の巨大な不良債権のためだった。だが、世の中なにがどうなるかわからない。だれが知っていただろうか。わずか2年後に半導体と建設業種が大きな好況に転じ、2社の不良債権が金の玉子を産むガチョウになるとは。また、その収益をそっくりローンスターが確保することになるとは。

ローンスターのトラウマは大きく3種類だ。最初が食い逃げ議論。ローンスターが2006年にKB金融に外換銀行を売却したのがきっかけだった。投資した額の2倍、4兆ウォン以上の売却益が出るだろうとの予想が出された。これに不満を持った市民団体・政界がまず大声を張り上げた。「典型的な食い逃げだ。防がなければならない」。1997年の通貨危機以降韓国にはどれだけ多くの食い逃げトラウマがあったか。銀行から鉱山まで安値売却した傷がまだ癒えていなかった時だ。当座しのぎで種芋を安値で売ったが、ねたましかったところだ。いまは負債を返し暮らしていけるようになったので、これ以上はだめだと大声を張り上げたかった時だ。当時野党だったハンナラ党が食いついた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がローンスターから資金を受け取り選挙を行ったとして国政調査を主張したりもした。結果は知っての通りだ。検察が2年間にわたり政府を隅々まで探したがそのようなお金はなかった。根拠のない誹謗と疑惑に振り回され大げさに騒いだ国のありさまだけが笑いものになった。




【時視各角】ローンスター、いまは放っておこう=韓国(2)

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