【時視各角】日本ではコンテナで買っていく中国人観光客(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.20 09:19
ところが遊客全体の好みが倹約ショッピングに変わることはないと思われる。昨年、遊客のブランド品購買額は810億ドルで世界ブランド品販売額の35%に達した。また日本では今回の春節10日間で1兆ウォンを超えるお金を使った。免税店ごとにブランド品が品切れ状態になり、街中のデパートも電子ジャー・ビデなどは陳列商品もなくなるほど売れた。ある中国メディアは日本でテレビ・冷蔵庫からコメまでも小型コンテナでショッピングする遊客を批判する記事を出した。日本のコメは清浄米だとしてオンラインで配達までしているのだ。
日本ではコンテナでショッピングする遊客が、韓国では10枚1セットが1万~2万ウォンのマスクパックへと傾く。なぜ彼らは高いものは日本で買い、韓国では安いものを買うのだろうか。業界では低価格観光にともなう“安モノ”イメージが固まってしまったのではないかと心配する。お金を使いたい観光客は韓国を無視して日本・欧州などに足を向けているという話だ。それでショッピングインフラ構築に先立ち、観光インフラの再整備からすべきだという話が出てくる。