米国務長官「北朝鮮の挑発のためTHAADを話す」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.19 07:43
ケリー米国務長官が18日、「我々は(北朝鮮が引き起こす)あらゆる結果に備えなければいけない。これが我々が今日、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系をはじめ、他の手段について話す理由」と述べた。
1泊2日の日程で訪韓したケリー長官はこの日午後、最後の公式日程でソウル龍山(ヨンサン)米軍基地を訪問し、将兵との対話で「金正恩は非常に挑発的な行為を繰り返しており、国連協約に背いて他の6カ国協議当事国が防ごうとする核兵器を開発している」と述べ、THAADに言及した。また「ソウルにある米国の最初の防御ラインがどのような役割ができるかは誰も正確に分からない」と話した。北朝鮮がいかなる挑発をしても効果的に防げるよう徹底的に準備しなければいけないという趣旨だ。THAAD配備をめぐる論争がふくらんだ後、米国務長官が公式席上でこれに言及したのは初めてだ。