【コラム】韓国の中国専門家は「親中国」なのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.13 10:22
南北関係と韓国内の北朝鮮研究者の価値の間には、どんな関数関係があるだろうか。関係が好転すれば、進歩陣営に属する専門家の株価が上がる。講演要請が殺到し、セミナー出席も多い。タイミングがうまく合えば月1000万ウォン(約110万円)の収入も可能だという。反対に関係が行き詰れば行き場がなくなり相場が下がる。月100万ウォンの収入を上げることも難しい。
国際関係でも似たような現象が広がっている。韓日関係が悪くなれば両国友好を強調していた知日派の要人は「潜水艦に乗った」という話が出るほど活動が息をひそめる。日本も事情は同じだ。韓日関係が悪化の一途をたどると良心的な知韓派は尻尾を隠した。代わりに嫌韓派の韓国たたきが猛威をふるっている。韓国をたたくほど金を稼げるという噂が広がりながら誰もかれもが韓国に恥をかかせようと乗り出している状況だ。