「習近平・安倍の接触、中国が事前・事後に韓国に説明」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.12 10:11
韓国外交を心配する人々が増えた。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官に8日に会ったのはそのためだ。尹長官は「こんな時ほど直接説明する必要があると思いインタビューの要請に応じた」と述べた。韓国の外交危機論を取り上げると彼は3月30日の在外公館長会議発言(米中双方からラブコールをもらう状況はジレンマではなく祝福)で“はしか”を体験したからか言葉を慎んだ。その代わりに「私が今本当に具合の悪いところが別にあって、そこに時間をかけているが、今後具合が悪くなるかもしれない部分を示して『大変なことになった』と言うようなもの」と遠まわしに言った。インタビューはソウル都染洞(ドリョムドン)の外交部庁舎で2時間余り行われた。
--韓国外交があまりにも受動的だという批判が多い。
「朴槿恵(パク・クネ)政権は5年間、韓半島(朝鮮半島)と北東アジアに厳しい外交環境がつくられるだろうという問題意識から出発した。それに従って戦略を樹立してきた。認識や戦略がないという言葉を聞くと心苦しい。陶磁器を焼く人は陶磁器をうまく作ったのかそうでないのか、完成される前でも人が評価する前でもよく分かる。今私たちは非常に難しい陶磁器を焼かなければならない状況だ」。