【社説】米日vs中露、冷戦的言語で包まれているが…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.11 11:31
中国とロシアが新蜜月関係を誇示している。中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が首脳会談で両国間の政治・経済・軍事協力案を出したのに続き、第2次大戦勝利70周年記念行事の会場でも互いを褒めたたえるのに忙しかった。米国と日本間の新同盟に対応して中露が新しい冷戦構図を構築するという解釈が出回っている。特に共同声明が米国のミサイル防衛(MD)体系に否定的な立場を見せたことについて、そんな見解がより一層力を得ている雰囲気だ。
もちろん中露が接近するには米国と日本の結束強化が触媒剤の役割をしただろう。ウクライナ問題以降、米国など西側諸国の制裁に直面したロシアとしては新しい脱出口も切実だったのだろう。中国もやはり南・東シナ海の領土紛争やアジアでの主導権強化などに関連してどうにかして米日の牽制を突破しなければならない状況だ。そうした点からみれば、両国間の利害関係が絶妙に合致した面がある。だが中露がいくら近づくといっても世界的な経済協力を放棄することはできない。中国でもロシアでも自国経済が致命的打撃を受けるほかないのが世界経済の真の姿だ。適切な政治的緊張と一緒に世界的経済協力も共存するほかはない。