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シャープが1218億円の資本金を1億円に減資

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.05.11 09:46
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日本の大手電子メーカーのシャープが経営難打開のために資本金を99%以上減らす大規模減資を実施すると日本経済新聞が9日に報道した。

同紙によるとシャープは14日に2014年度決算とともに現在1218億円の資本金を1億円に縮小することを含めた財務改善案を発表する予定だ。シャープが資本金を99%以上減らせば中小企業に分類され税制優遇など各種支援を受けることができる。

 
減資後は主債権銀行であるみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行の支援を受け優先株発行などで資本を増やす計画だ。債権銀行が出資転換をする場合、既存株主の持ち分率は低くなる可能性がある。

支援額は2000億円水準と予想される。シャープは来月下旬に予定された株主総会で優先株発行と減資など株主の同意が必要な事項に対して決議する予定だ。シャープの株式3%を保有するサムスン電子の関係者は、「確定していない事項で言及できない」とした。

シャープは主力である液晶事業の不振でこの数年困難を経験している。2011~2012年度に合計9000億円を超える損失を記録した。2013年度には黒字を出したが2014年度は2000億円の損失が予想される。今年度も1000億円以上の損失が出る見通しだ。(中央SUNDAY第426号)



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