【コラム】シャネルの韓服が残したもの
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.07 13:24
想像すらできただろうか。シャネルが韓国でファッションショーを開き、そしてデザイナーで「ファッション界の法王」と呼ばれるカール・ラガーフェルドが実際ソウルに来たというのだ。誰かはこう言った。「これはワールドカップの誘致と同じです」。
4日ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザで開かれたシャネルのファッションショー「クルーズコレクション2015~2016」はそれほどの偉業だった。アジアではシンガポール・ドバイに続き3番目というタイトルもついた。同日ニューヨークのメトロポリタン美術館の定例イベント「2015メト・ファッション・ガラ」が開かれたのに、世界のトップスターが韓国行きを選んだ。女優クリステン・スチュワートやティルダ・スウィントン、モデルのジゼル・ブンチェンらの訪韓のニュースは「ソウル」というハッシュタグを付けてSNSを行き来した。国の広報のために主要道路を防いで撮影した映画『アベンジャーズ2』に比べれば「儲かる商売」だった。