「徴用施設、世界遺産は反対」vs「1910年以前の遺産だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.06 09:01
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日本政府がユネスコに世界文化遺産として登録申請した23カ所の中には、日帝強制占領期間に6万人近い韓国人が強制徴用された産業施設7カ所が含まれており論議が起きている。問題の7施設で苛酷な労働に苦しめられた韓国人徴用者94人が亡くなり5人が行方不明になった。三菱重工業の長崎県端島炭鉱。(写真=中央フォト)
日本の明治産業革命遺産23カ所のユネスコ世界文化遺産登録決定を前に、韓日両国が激しい外交戦に突入した。ユネスコ世界遺産委員会傘下の民間諮問機構である国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)が4日、ユネスコに遺産登録を勧告した23施設のうち問題になっている所は三菱重工業の長崎造船所と海底炭鉱である端島炭鉱、高島炭鉱など7施設だ。日帝強制占領期間に韓国人5万7900人が強制的に連れて行かれて苛酷な労働に苦しめられ、94人が亡くなり5人が行方不明になった。
これらの施設を世界文化遺産に登録するかどうかは6月28日から7月8日までドイツのボンで開かれる第39回世界遺産委員会で最終決定される。韓国や日本・ドイツ・インドなど21の加盟国が参加して世界遺産登録には3分の2以上の賛成が必要だ。韓国としては最低7カ国の協力を得れば登録を無にできる。