「韓国、現実を直視する必要ある」…インドに目を向けるGM
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.05 14:21
ゼネラルモーターズ(GM)のアジア生産拠点が韓国からインドに変わる見込みだ。韓国の労働コスト上昇による競争力低下と、インド市場に本腰を入れるGMの戦略がかみ合った結果だ。収益最大化のためにGMはすでにグローバル製造工場を再編してきた。豪州工場とインドネシア工場はすでに閉鎖し、タイでは生産規模を減らした。
ステファン・ジャコビ海外事業部門社長は3日(現地時間)、ロイター通信のインタビューで「韓国工場を閉鎖する具体的な計画はない。しかし韓国GMが競争力を維持するためには効率性を高める必要がある」と明らかにした。ジャコビ社長は「GMは数年前、韓国工場の経営改善作業を始めたが、強力な労組が難題」とし「会社が韓国の現実を直視する必要がある」と述べた。