韓国外交部「安倍首相、周辺国と和解する謝罪せず遺憾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.01 08:50
韓国政府が30日、米上下院合同会議で行われた安倍晋三首相の演説内容に遺憾を表明した。
外交部はこの日、魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官名義の声明で、「正しい歴史認識を通じて周辺国との真の和解と協力が成り立つ転換点となる機会だったにもかかわらず、安倍首相の米議会演説にはそのような認識も真の謝罪もなかったのは極めて遺憾」と述べた。
魯報道官は「米議会演説で明らかにしたように、世界の平和に寄与するには、過去の歴史を認めて反省し、国際社会と信頼および和合の関係を実現していくことが重要だが、(安倍首相の)行動は反対に進む矛盾を犯している」とし「日本は植民地支配と侵略の歴史、そして日本軍慰安婦被害者に対する残酷な人権じゅうりん事実を直視する中で、正しい歴史認識を持ち、周辺国との和解と協力の道に進まなければいけない」と強調した。