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【旅行】「BUY大邱、ENJOY大邱」…5月の祭りの熱気の中で

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.30 14:11
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大邱市の春祭りである「カラフル・フェスティバル」が来月1日から5日まで都心で開かれる。ストリート芸術祭・東城路祭り・ファッションジュエリーウィーク・近代文化祭など4つのイベントで構成されている。写真は昨年のフェスティバルに参加した蔚山市(ウルサンシ)打楽器公演団「東海ヌリ」のパレードの様子。(写真=大邱市)
大邱(テグ)が「フェスティバル都市」への変身を図っている。近代路地ツアー、キム・グァンソクの道、チメク(チキン+ビールの合成語)フェスティバルなど合わせて大邱市の春祭りを観光資源にしようという構想だ。ブラジルのリオのカーニバルのような有名な祭りで都市を広報し、国内外の観光客誘致を図る。

大邱が出した初めての作品は「2015カラフル・フェスティバル」。「多様な」「多彩な」という意味の「カラフル(colorful)」は大邱市のブランドスローガンだ。この祭りは来月1日から5日まで、市内の中央路(チュンアンノ)・東城路(トンソンノ)一帯で開かれる。テーマは「BUY大邱、ENJOY大邱」。楽しみがあふれる大邱をセールスするという意味だ。カラフル・フェスティバルはストリート芸術祭・東城路祭り・ファッションジュエリーウィーク・近代文化祭で構成されている。メーン舞台5カ所、ストリート公演(バスキング)舞台6カ所でおよそ250件の公演が繰り広げられ、およそ40種類の市民・観光客参加行事が待っている。

 
ストリート芸術祭は慶尚監司の登場で幕を上げる。朝鮮時代、慶尚道(キョンサンド)観察使が監営(カミョン)のある大邱に赴任する行列を再演した行事だ。軍将兵や吹打隊などおよそ300人が当時の服装で参加する。続いて市民パレードが繰り広げられる。全国から参加したダンス・ファッションショー・農楽など46組・約1500人の市民が美しく着飾って市内を練り歩き、雰囲気を盛り上げる。中央路では演劇・ミュージカル・広場劇・国楽・ギター演奏などさまざまな団体による公演が繰り広げられる。

東城路祭りは「大邱の明洞(ミョンドン)」と呼ばれる東城路が舞台だ。大邱駅~中央派出所に及ぶ800メートル区間は若者の熱気でむせかえる。ダンスフェスティバルやモムチャン(肉体美)祭り、東城路歌謡祭、ウェディングファッションショーなど見どころが満載だ。バンドの競演「キング・オブ・バスキング大会」、東城路DJフェスティバル、ボディービルディング・フィットネス(健康運動)イベント「NABBAコリアKIフィットネス大会」も開かれる。

ファッションジュエリーウィークは指輪・イヤリング・ネックレス・ブローチのような装身具と宝石類をお披露目する祭りだ。大邱駅前の東城路周辺には装身具を製造・販売するおよそ300のメーカーが密集している。この辺り一帯はは2005年ファッションジュエリー特区に指定された。イベント会場では宝石・装身具類のオークションやファッションショーなど多彩な行事が用意されている。

近代文化祭は大邱が手をかけて保存している近代史の足あとをたどる祭りだ。中区(チュング)の近代路地を見学し、水甕担ぎ、リヤカー運転、石遊びなど昔ながらの遊びを楽しむことができる。

大邱市のアン・グクジュン文化体育観光局長は「カラフル・フェスティバルは目にも楽しく、体も自然に動くとても楽しい行楽の場所」としながら「多くの人々が大邱を訪れ、記憶に残る思い出をつくってもらえれば」と話した。

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