中国市場をとらえたいのならば…=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.28 13:31
「新常態、リコノミクス(Likonomics)、九零後」。
現在と近い未来の中国経済を貫く3つのキーワードだ。習近平主席執権後、中国経済はこれまで進んだことのない新しい道へと突入した。この過程で二桁数字を上回った高度圧縮成長の段階をこえて7%成長が日常化する兆しもあらわれている。その上、政府・公共部門の構造調整、地方政府の債務削減、強力な腐敗清算ドライブなど高度成長の陰の部分を取りはらおうとする動きもこれまでになく明確だ。こうした変化でも、変わらないものがあるとすれば、まさに中国が世界最大市場の地位をより一層強硬にするつもりだという点だ。
国際通貨基金(IMF)資料によれば昨年の中国の購買力平価基準の国内総生産(GDP)は17兆6000億ドル。米国(17兆4000億ドル)を抜いて1位になった。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は中国の消費市場規模が膨張し続けて2020年には10兆ドルに達すると展望した。100万ドル(約10億8千万ウォン)以上の資産家は240万人に達すると予想した。