<中南米歴訪>「韓国・チリFTAのネットワーク、新市場進出の足がかりになる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.24 08:54
中南米4カ国を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日(以下、現地時間)、チリのビジネスフォーラム(一対一相談会)で「FTA(自由貿易協定)を通じて成功裏に定着した両国間の協力が包括的・戦略的協力関係に発展していくべき時期」とし「両国のFTAネットワークをうまく活用できるなら、新しい市場進出の足がかりとなるだろう」と述べた。チリは韓国にとって初めてのFTA締結国だ。
朴大統領は同日、シェラトン・サンティアゴホテルで開かれた行事で「一つの手ではもう片方の手を洗うが、両手では顔を洗う」というチリことわざを引用して「両国の経済人がパートナーシップを持って信頼関係をより一層強固にしていくなら、より大きな成功の実を結ぶことができる」と明らかにした。同日の相談会には韓国企業47社とチリ企業115社が参加して合計165件の相談が進められた。このうち19件(2億2300万ドル、約2400億ウォン相当)は実質的成果が期待されると青瓦台(チョンワデ、大統領府)は明らかにした。