<韓米原子力協定妥結>「核燃料研究で大きな絵描ける…原発受注にも好材料」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.23 13:42
骨組みはうまくできた。だが今後どこに、どれくらい肉づけできるかがカギだ。42年ぶりに改正された新しい韓米原子力協定は韓国に、より大きな外交課題を残した。
22日に妥結した新しい原子力協定で政府が強調した部分は、主権と権利の確保だ。序文に「韓米両国は平和的目的で原子力を研究・生産。利用するということにおいて奪うことのできない(inalienable)権利を持つ」「両国間の原子力協力の拡大において主権の侵害があってはならない」と規定したのが代表的だ。米国が原子力協定を結んだ国々の中で初めて定例の高官級委員会を韓国と行うことにし、これを通じて韓国の低濃縮と再処理研究の可能性などを協議・合意することにしたという部分も、これまでのような一方的な協定でないことを浮き彫りにしているためだ。特に濃縮においては未来に対応して新しい経路を用意した。