急激なウォン高、1カ月に39ウォン値上がり=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.22 07:55
輸出についた「赤信号」が尋常でない。急激なウォン高で「韓国産」が高くなっているからだ。国外の伏兵であるため扱いが難しく、大きな悩みとなっている。
サムスン電機は7兆ウォン(約7800億円)以上の売上高の92%が海外で生じる代表的な輸出企業だ。ところが最近、名誉退職を実施し、業界に波紋が広がった。主犯は「円安」だった。日本政府の大々的な金融緩和で円安ウォン高が進んだ。このため日本企業に対して劣勢となり、昨年の輸出が1兆1500億ウォンも減った。暁星(ヒョソン)も売上高の73%が海外で生じる。昨年の売上高は突然3%以上も減少した。会社の関係者は「輸出量が多いためウォン高の悩みが深まるしかない」と述べた。