サムスン・LG電子、世界家電業界トップ争い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.20 11:37
世界家電市場が春秋戦国時代を迎えた。市場を支配する絶対強者はいない。1-5位企業がわずかな差でトップ争いをしている。2008年のグローバル金融危機で低迷していた家電市場が最近回復し、企業間の競争が激しくなっている。米国のワールプールとスウェーデンのエレクトロラックスはそれぞれM&A(企業の合併・買収)で規模を拡大し、家電市場の覇権を狙っている。これに対抗するサムスン電子とLG電子は今年、世界家電業界トップを目標にしている。
◆激化する世界1-5位企業のトップ争い
テレビを除いた冷蔵庫、洗濯機、エアコン、台所機器など家電業界(生活家電業界)の市場状況は複雑だ。昨年の売上高ではワールプールが21兆7500億ウォン(約2兆4000億円)でトップだ。次いでサムスン電子(17兆7300億ウォン)、独ボッシュ・シーメンス(16兆5700億ウォン)、LG電子(16兆1000億ウォン)、エレクトロラックス(13兆9300億ウォン)の順だ。ワールプールがリードし、サムスン電子、ボッシュ・シーメンス、LG電子が追う構図だ。エレクトロラックスはやや差がある。