セウォル号行事で遺族と警察が衝突、20人余り連行
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.04.19 12:44
セウォル号1周忌追悼行事に参加した遺族と一部市民が警察と衝突し20人余りが連行された。18日午後2時10分ごろ、ソウル・光化門(クァンファムン)前の路上で横になりデモを行った遺族ら10人余りが道路違法占拠容疑で警察に連行された。遺族90人余りは16日から光化門の楼閣で「セウォル号特別法施行令廃止」を要求し座り込みを続けてきた。警察は「道路占拠不法集会を解散せよ」と警告放送をしたが、遺族と市民が応じず衝突が起こった。連行に抗議して警察バスに上りデモをしたキム・ヨンオさんら5人も追加で連行された。この過程で遺族1人と機動警察1人が負傷した。
警察と一般デモ隊の衝突も発生した。この日午後3時30分、ソウル広場では「セウォル号惨事汎国民大会」が開かれた。黄色いリボンをつけた一般市民と民主労総、大学学生会など各種団体が集まった。民主労総は同じ場所で4・28ゼネスト決起大会を終え汎国民大会に合流した。警察推定8000人余り(主宰側推定3万人)の人波だった。警察はこの日光化門一帯に車でバリケードを築き、172個部隊1万3700人余りの兵力を配置した。