<成完鍾リスト波紋>潘基文国連事務総長「成完鍾知っているが特別な関係ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.17 13:44
成完鍾(ソン・ワンジョン)元京南企業会長が「潘基文(パン・ギムン)待望論」の背後にいる人物として議論された理由の1つは、潘基文国連事務総長の弟である潘ギサン氏(69)が京南企業の常勤顧問として在職していたからだ。金融圏出身の潘ギサン氏は2008年9月から先月まで7年近くにわたり京南企業に勤めた。成元会長は、亡くなる前に京郷新聞とのインタビューで「潘基文と親しいのは事実で、弟が我々の会社にいるのも事実だ。(しかし)私が潘基文を大統領にすると積極的に言ったのではない」として悔しさをにじませていた。
当事者の潘ギサン氏は16日、中央日報との電話インタビューで成元会長と潘総長の関係について「忠清フォーラムで2人が活動していたのは間違いないが、数千人が一緒になる場だった」として「成元会長が兄を推したりしていたのではない」と一線を引いた。潘ギサン氏はまた「成元会長が潘基文を大統領選挙の候補者に押すといううわさがなぜ出てくるのか分からない。誰がまき散らしているのか経緯を把握しようとする努力さえしなかった」と話した。